水虫対策の為の足の洗い方や注意点について。水虫対策と予防をしよう【水虫症状と薬】

水虫症状

水虫対策

石けんで患部を毎日よく洗い清潔にする

石鹸白癬菌(水虫菌)が寄生する角質層(皮膚の最も外側の層)は、毎日、アカとなって少しずつはげ落ちています。そこで、アカを洗い落とすことが白癬菌(水虫菌)の撃退には必用になります。アカと共に皮膚の表面にこびりついた汗や脂をきれいに落とすことも大切です。それには、石けんがとても役立ちます。石けんでアカや皮膚の汚れをじゆうぶんに洗い流して乾かせば、皮膚の新陳代謝(新旧の物質の入れ替わり現象)が早まります。皮膚の表面についた白癬菌(水虫菌)やそのほかの細菌も感染する間もなく流れ落ちます。石けんはなるべく刺激の弱いものを選びましょう。
とくに、かぶれを併発している、分泌液が多い、患部が赤く掛れ上がっているなどのように症状が激しい場合は、石けんの刺激にさえ過敏に反応することがあります。そのため、より刺激の弱い石けんを選んでください。高価な石けんを使う必要はありません。高価な石けんには香料がたくさん含まれていることがあり、かえって患部によけいな刺激を与えます。水虫には、普通の化粧石けんで十分です。

足の洗い方

ぬるま湯を足全体にかけ、表面の汚れを流します。
石けんをよく泡立て、指の股をていねいに洗っていきます。

※指の股は、とくに汚れがこびりつきやすいところです。指を一本一本開いてしっかり洗ってください。ナイロンタオルや軽石は、皮膚を傷つけるのでやめてください。

手やタオルで足の指をくるむようにして、やさしく洗います。
足の側面や裏も同じように洗います。
症状が激しくて石けんがしみる人は、ぬるま湯で足の股をていねいに洗い流します。(くっついた指は開き、ぬるま湯をかけてください。)
風呂から上がったら、乾いたタオルで水分を完全にふき取ります。
皮膚が乾燥したら、外用薬をぬります。

足の洗いすぎにも注意

足を洗いすぎると、角質層がふやけて水虫をさらに悪化させるケースもあります。これは、角質層がふやけて柔らかい状態のときは、白癬菌(水虫菌)が増殖するのに都合のよい環境です。足を洗うのは、入浴のときと朝起きてからなどで充分です。足を蒸らさず、いつも清潔にする事を心がけましょう。

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