水虫(白癬菌)の感染経路について【水虫症状と薬】

水虫症状

水虫感染経路

水虫が最も感染しやすい場所は家庭です。家族からうつるケースが殆んどです

カビが原因の水虫とウイルス性の風邪の違い

風を引く水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)は真菌、カビの一種です。水虫は白癬菌というカビが原因の為、水虫の人と同じスリッパを履いたとしても、すぐに水虫が発症する訳ではありません。白癬菌には潜伏期間があり、通常5から10年ほどしたあと発症します。白癬菌(水虫菌)潜伏期間のあいだは、直ちに水虫の症状が出てくる事はありません。水虫の症状が出てくるのは、潜伏期間中に高温多湿という白癬菌にとって好ましい環境が整ったときに白癬菌が増殖を始め、はじめて症状が表に出てきます。
ですから、水虫の症状が現れると水虫をうつされたと思いますが。それは明らかに勘違いです。

白癬菌(水虫菌)感染経路

足
水虫が原因で、足が痒くて掻きむしったときに、足の裏から角質層が落ち、そこを歩いた人の足に白癬菌(水虫菌)が付着したり、水虫の人が靴下を脱いだとき、無数の白癬菌が空中に舞い上がるの事により、水虫は家庭内で感染場所を着々と広げていきます。夫から妻へ、妻から夫へ、そして親から子へ、白癬菌(水虫菌)は宿主をふやしていきます。ですから、家族に1人、水虫の人がいれば、水虫に感染している人がほかにいてもおかしくありません。ただし、白癬菌(水虫菌)が人の皮膚に入り込むまでに、2~3日はかかります。その間に、毎日風呂に入り、足を念入りに洗えば、水虫は予防できます。なお、60歳以上になると、2人に1人が水虫にかかっているというデータがあります。お年寄りと同居している家庭は、子供にうつさないように注意しなければいけません。

白癬菌の多い場所

バスマット、スリッパ、畳、じゅうたん、寝具

白癬菌が多い場所の特徴は温度も湿度も高く白癬菌が生き続けるのに適した環境になります。バスマットやスリッパや畳のように、人が接触する頻度のとても高い物や場所には、人のアカが落ちているため白癬菌にとって栄養も豊富で快適な環境になります。

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