角質増殖型水虫の症状や特徴について【水虫症状と薬】

水虫症状

角質増殖型水虫

角質増殖型水虫には、角質増殖型足白癬と角質増殖型手白癬があります

角質増殖型足白癬と角質増殖型手白癬の共通症状は、白い粉が吹いたような状態に患部全体がなり、かゆみはあまり感じません。
角質増殖型は、水虫が行き着くところまで行った状態です(膨大な量の白癬菌(水虫菌)が足の裏や手のひら一面に巣くつている状態)。しかも、すでに皮膚が水虫菌(白癬菌)と仲よくなり、菌を追い出そうとする免疫機能がもはや働きません。それにもかかわらず放置すると、爪白癬(爪水虫)を併発する事になります。

角質増殖型と体質

足の裏や手のひら一面に水虫を発症するのは、角質増殖型のなかでも重症の水虫です。それだけに体質的な問題も考えられます。通常白癬菌(水虫菌)は増殖しても一部分に集中します。
角質増殖型水虫を発症する人は、足の裏や手のひら一面など広範囲に水虫菌(白癬菌)がはびこります。また、角質増殖型は人にうつす危険性が最も高い水虫です。
部屋の中を素足で歩いたり、畳やじゅうたんで足をこすったりすると、カサカサした皮膚が落ち、多くの白癬菌(水虫菌)が散らばります。
人にうつさないためにも、十分な対策が必要でしょう。このように、角質増殖型は、水虫と気づきにくいために悪化させやすく、周囲にうつす危険性の最も高い、やっかいな水虫です。

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