ゼニタムシ(体部白癬)の症状や特徴について【水虫症状と薬】

水虫症状

ゼニタムシ【体部白癬】

水虫菌が原因で、股以外の部分に発症した、かゆみを伴う皮膚炎をゼニタムシといいます

ゼニタムシの特徴

ゼニタムシ(体部白癬)は、体のあらゆる部分に発症し、主に顔、胸、背中、腕、太ももなどにできやすいのが特徴です。

ゼニタムシの症状

初めは、湿疹のような隆起ができ、とてもかゆく、時間の経過とともに、隆起が徐々に10円玉くらいの大きさに広がっていきます。同時に、まわりにも同じょうな湿疹がいくつも現れます。体部白癬の症状が進むと、中央部の炎症は自然におさまり、周辺部分に向かってわずかに盛り上がります。また、発赤、丘疹(炎症性のできもの)、小水疱、鱗屑(皮膚がカサカサしてはがれ落ちること)などが生じます。

見分けるポイント

ゼニタムシ(体部白癬)かどうかを見分けるポイントの一つは、健康な部分と患部との境界線が鮮明かどうかです。
境界線がハッキリわかれば、ゼニタムシ(体部白癬)が疑われます。

ペットとゼニタムシについて

ゼニタムシ(体部白癬)は、ペットからうつるケースもあります。家庭で飼っているイヌやネコなどの毛にムラがあったり、ところどころにハゲがあったりした場合、白癬菌(水虫菌)が悪さをしている可能性を疑ってください。ゼニタムシ(体部白癬)を治すには、人間の治療といっしょに、ペットの治療も必要になります。

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