水虫薬試用期間について。水虫治療に水虫薬は欠かせませんが、水虫治療には、症状がおさまってきても1年ほどは薬を塗り続ける必要があります

水虫症状

水虫薬の使用期間

水虫薬は最低半年から一年は使い続ける事が大切です

水虫は水虫薬を使い始めてから、1カ月ほどで水虫薬の効果が現れますが、しかしながら、白癬菌(水虫菌)が活動を抑えている状態になっているだけで水虫が完全に完治した訳ではありません。
水虫治療でよくある、大きな間違いとミスは、水虫症状が治まったきたことにより、治療途中で水虫薬を使用することを止めてしまうことです。水虫薬は、最低でも半年から一年は使用し続ける必要があります。なぜぬり続ける必要があるのかというと、足の皮膚は角質層が厚いために、角質層が全て入れ替わるのに3ヶ月はかかります。
3ヶ月で角質層が入れ替わり、水虫症状も完治したと感じても、白癬菌(水虫菌)の種類によっては、3ヶ月後でも薬を塗るのを止めると同時に増殖を再開する白癬菌(水虫菌)もあります。そのため水虫薬は、最低でも半年から一年間は、ぬり続けることが必須になります。

冬の時期の白癬菌

夏場と違い冬場は水虫の症状が治まっていきますが、このタイミングで水虫薬をぬり続ければ、白癬菌(水虫菌)に相当のダメージを与えられます。ですから、夏に水虫の治療を始めたら、冬を越すまで続ける事が大切です。

夏場は水虫の活動が活発になっているため、かゆみなどの症状が激しく、水虫対策は常に頭の中にあると思いますが、冬が近づくにつれ、水虫の症状が治まっていきます。そのため水虫は冬になると症状が無くなっていく為に、水虫が治ったと勘違いするケースが多くあります。白癬菌は、高温多湿の環境では増殖を活発にくり返しますが、気温が低く乾燥した季節では活動をやめます。そのために、冬場は症状が軽くなります。実際、冬に症状が落ち着いた人に対して顕微鏡検査をすると、多くの人から菌が検出されます。ただし、白癬菌(水虫菌)の場合、冬眠していてもまったく動いていないわけではありません。白癬菌(水虫菌)は冬でも角質層のケラチンを食べながら、新陳代謝と同じくらいの速さで増殖し続けています。

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