趾間びらん型足白癬の治療法について【水虫症状と薬】

水虫症状

趾間びらん型足白癬の治療法

趾間びらん型足白癬の人の足は、指が比較的太いという共通点があります。この共通点を解消するだけでも、水虫の悪化を防ぐことができます。

趾間びらん型足白癬を悪化させないポイント

指の蒸れを抑えるために、ピッタリした靴、きつめの靴を履かない。
つま先が圧迫されるようなハイヒールを履かない。
入浴時や就寝前に足の指を開く運動を毎日行う。

軽症の趾間びらん型足白癬

趾間びらん型足白癬が軽症の場合、足の指の股は皮膚が薄くむけ、かゆみはそれほど強くありません。患部に水疱ができることもまれにあります。
こうした症状の人は、入浴時に指の股を石けんでていねいに洗うようにしてください。
また、外用薬を1日1~2回、朝晩にぬります。なお、外用薬はクリーム剤で、イミダゾール系やアリルアミン系のものを選ぶとよいでしょう。

重症の趾間びらん型足白癬

重症の趾間びらん型足白癬の場合、皮膚がむけるだけでなく、指の股の奥のほうまでふやけた状態になります。
このような症状に効果的な外用薬は、クリーム剤か軟膏剤のものです。
夜、かゆみが強くて眠れない人は、薬をぬったあとに、亜鉛華軟膏をぬったガーゼを指の股にはさんでおくと、かゆみがやわらぎます。
きちんと治療を続けていても、長年にわたって改善しないケースや、夏になるたびに化膿するケースもあります。その場合は、イトラコナゾールやテルビナフィンなどの内服薬を使った治療を考えてください

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